ドラムのレッスンに行き始めて1ヶ月経った初心者の方へ 心に留めて欲しい大切なこと

ドラムの演奏楽しんでますか?
今まで憧れだったドラム。叩くだけでもすごく楽しいですよね。


だけど、手と足を別々に動かしたいのに一緒になってしまったり、一定のリズムを叩くだけでも難しいのに
クラッシュシンバルを叩いたり、フィルインをやったり・・・

レッスンに行き始めて1ヶ月ということはおそらく

「スティックの持ち方」
「基本の8ビート」
「音符の種類(4分音符や8分音符など)」

といった内容を教えてもらって、この先のドラム生活に胸を踊らせている頃でしょうか。

それと同時に
「音符の種類理解したけど、これがどうなるの?」
「ほとんどの曲に合うエイトビートっていうのを習ったけど、どうやったら自由自在にアレンジできるの?」
「かっこいいフィルインを叩きたいけど、どんなことを練習すればそんなにできるの?」

といったような疑問を持った方もいるかもしれませんね。

そんなドラムを始めて間もない初心者の方へ、是非知っておいてもらいたい大切なことについてお話をしていきます。

僕はドラムを続けて10年以上になります。
アメリカの音大に留学し様々なジャンルの音楽を勉強しましたし、アフリカに行き現地のドラムの勉強もしました。

その中で今、初心者の方に覚えていて欲しい大切なことは


「演奏したいドラムの音のイメージを持つこと」

です。

それではこのことについて細かくお話をしていきましょう。

 もし突然「あなたオリジナルの歌を歌ってください!」と言われたらどうしますか?


そんなこと言われたって、頭にメロディーがポッと浮かびませんし、それが旋律になってるのかどうか怪しい鼻歌でなんとか乗り切るか、苦笑いをして歌わなくて済むまでごまかすか・・・


もしここでスッと華麗に歌えたのなら、それはそれで素敵ですが、ほとんどの人が難しいと思います。
では、なぜ難しいのか。


それは「歌いたい音が頭にない」からです。


では逆に「好きな曲のサビを歌ってください!」と言われたら、どうですか?
先ほどとは打って変わって伸び伸びと歌える想像ができますよね?


それがなぜかというと「歌いたい音が頭にイメージできている」からです。

 
 例え話をします。
何人かで集まって歌うことになり、話し合いをした結果、童謡の「ふるさと」を歌うことになりました。
歌詞は怪しくともメロディーはすらすら歌えるはずです。


歌える理由としたら「学校で習ったから」というものが多いと思いますが、習った時のことを思い出してください。

「今日はふるさとの歌唱を練習します。最初の音はドといって、これくらいです。それが3回続いて、その後にレが来て、少ししたらミを歌って、すぐレに帰ってきて・・・」

こんな教わり方はしなかったですよね?


大体は、先生がメロディーを歌ったり、ピアノで弾いてくれて、それを”聴いて覚えて”歌ったのではないでしょうか?
そして一度覚えたら、その音をイメージして声を出すだけで歌えるのではないでしょうか?
J-POPの曲に至っては学校で習ってなんかいませんよね?


では、どうして歌えるのですか?


そう、”聞いて覚えた”からです。

これと同じことがドラムにも言えます。

 ドラムの前に初めて座って「適当に叩いてみていいですよ!」と言われても困ってしまいますよね。
それは、なぜか。
先ほどの話と同じで「ドラムで叩きたい音が頭の中にないから」です。

「でも、ドラムの音なんて覚えられないし・・・」と思った方。
「盆踊りの太鼓の音を口で歌ってください。」と言われたら、歌えるのではないでしょうか?

ドン ドン ドン カカカッカ ド ドン ガ ドン カカカッカ


これだけで、なんだか盆踊りで流れる民謡のノリまで感じられますよね?

「ではそれを太鼓で叩いてみてください!」と言われたら、案外叩けそうな気がしませんか?
全く習ってなくても、音のイメージがわかっているのであとは太鼓のどこを叩くと「ドン」「カッ」と鳴るかが分かれば後はできそうな気がしてきますよね?

私が伝えたい「演奏したいドラムの音のイメージを持つこと」というのはこういうことです。
スティックの持ち方や、音符の種類、正しい叩き方などの技術より先に

「ドラムでどんな音楽をやりたいか」「ドラムでどんな音(またはノリ)を出したいか」

が本来であれば来るべきなのです。
初心者の方はここが逆転してしまったり、はたまた全く頭に音のイメージがない場合が多いでしょう。
これがないままだと最初にお話した

「音符の種類を理解したけど、これがどうなるの?」
「ほとんどの曲に合うエイトビートっていうのを習ったけど、どうやったら自由自在にアレンジできるの?」
「かっこいいフィルインを叩きたいけど、どんなことを練習すればそんなにできるの?」

といった悩みで行き詰まってしまいます。
もしも船が目的地を定めないまま海へ飛び出したら、露頭に迷ってしまいますよね。


「演奏したいドラムの音のイメージを持つこと」を持つことは、皆さん自身の羅針盤を手に入れることなのです

ここまで読み進めた皆さんはおそらく

「じゃあそのドラムの音のイメージはどうやって持てばいいの?」

という質問が頭に浮かんできていることでしょう。

その質問に対する答えは、別の記事で詳しくお話しすることとして、
今回の記事はここで終わりにしたいと思います。

読んでいただきありがとうございました。

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